現在ニューヨークは11月7日(月)、大統領選前日となり、マンハッタンのあちらこちらでも明日に迫った投票を前に物々しい空気が漂ってきました。
そんななかモーリー・ロバートソンはニューヨークを離れ、トランプが投票前日、最後の集会を開くというノース・カロナイナ州へ向かいました。ノースカロナイナ州ドートン・アリーナの集会所では、モーリーは最前列で白熱する模様をお届けします。
日本時間11月8日(火)放送のフジテレビ「ユアタイム〜あなたの時間〜」ではヒラリー・クリントンの投票所、チャパクア(Chappaqua)へ行き、そちらからの生中継の予定になっています。
■取材を終えてモーリーのコメント(fnn newsより)
“ノースカロライナ州のスタジアムで行われた、トランプ陣営の集会ですね、そこに、われわれは特別な取材許可を得て入りました。
結果、僕は、トランプ候補の背中側に、20メートルほどだったでしょうか、最前列から5列目程の場所に座って、ほとんど真後ろから、トランプさんを見ていました。
そして、興味深かったのは、トランプさん、この日は、あまり振り返ることがなかったので、もっぱら、トランプさんを前から見上げている、恍惚(こうこつ)とした表情の有権者たちを、僕は眺めることになったわけです。いわば、トランプさんの肩越しに、有権者たちの表情を見ている、そんな視点でした。
おもしろいのは、後ろから見ていると、トランプさんの声しか聞こえませんので、言っている公約が、あまりにも大味、あまりにも大胆で、そんなの実現できる人間なんかいるわけないじゃないかと、僕は思ってしまって、ちょっとしらけるんですけれども、前からトランプ候補を見ている人たちは、まるでスーパーマンの言葉を聞くように、ちょっと崇拝が入っているのではないかというぐらいに、パっと明るい表情で見上げていました。
つまり、トランプ氏には、大変なオーラ、カリスマがあるんだということだと思います。”