12月21日(水)FNNnews.comの記事にモーリー・ロバートソンのトーク内容がアップされました。
フジテレビ「ユアタイム」のモーリー・セレクトのコーナーで、「ベルリンのテロ事件」と「クリスマス禁止令」について語りました。
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“大変 悼ましいテロ(かもしれない)事件がベルリンで発生したばかりですが、その数日前にトルコ国内にある100年続くドイツ語のバイリンガルスクールのニュースがありました。
そこにはトルコの人たちも通う混校なのですが、そこで 今年はクリスマスに関する行事を一切禁止、というトルコ政府のお達しがきたというニュースがドイツ圏で大騒ぎになり与野党の議員が憤りを言ったばかりでした。
しかし、これは誤報かもしれないという微妙な状態なのです。テロかもしれない事件とか、国内にいる300万人クラスのトルコ移民と社会とうまくいっていないとか、いろんな要因がかけ算してしまうと、憶測でムスリムに対する不安・恐怖心を増長させ、来年の秋の選挙では極右政党大躍進の危険性があるのではないでしょうか。
お互いの不確かな情報が強調しあった結果、冷静な検証をある段階にくると皆 しなくなってくるという、世論にはそういうモロさがあるのではないかと このニュースをみて思いました。いたずらに反移民感情が高ぶるのはイヤですね。”