モーリー・ロバートソンがN高等学校の東大合格専門全寮制「N塾」について、フジテレビ「ユアタイム〜あなたの時間〜」で語りました。
受験の「光と影」とは。
時代が新しくなってきている中、受験には「光と影」がある。
「光」とは、特別な才能をこういう個別の指導で伸ばしていくこと。これからのグローバル化したマーケットで、その人はいろんな自分の就職する口を作っていき、自分で道を切り開くという、そういう人格を形成できる。
「影」とは、成果を焦るシステム。「全員東大に通す」といってる結果ありき、東大ありきだったりすると、不合格になった場合その人が自分に価値がないと考えることにもなり得る。
知性と教養は「オーガニック」。
オーガニック野菜やフルーツというのは、土がついていたり、虫食い跡があるけれども、味わい深い。食べてて、体にいいもの。そういうものが教育で、教養として伝わるというのは、ゆっくりやる必要がある。
東大目指してやりきった、合格しようがしまいが燃え尽きたという体験で、その人は成長すると思う。東大合格の先ある、もっともっとすごいゴールが待っているので、合格しても不合格でも、それに向かって一目散に向かっていくっていう姿勢は素晴らしいと思う。
オーガニック素材のようにじっくり手塩にかけていくのが本来の知性と教養。
教養を身につけて、その先にあるもの。
それを身につけた若い世代が社会に出て利益を出す形で成功すれば、この新しい教育モデルも社会に受け入れられるし、それが日本の教育に風穴を開けてくれるわけだから、それがWin-Winになるからいい。確率化よりは多様化の方が、本質的にいいと思う。