クロマグロの初競り、海外で大きく批判される。

モーリー・ロバートソンが日本の風物詩、クロマグロの初競りについて1月12日FNNで語りました。

「日本の風物詩」、海外では厳しい目が向けられている。英語メディアのガーディアン紙では「乱獲が懸念されていているクロマグロを高値で落札」、フィナンシャル・タイムズ紙では「日本は国際的なマグロの漁獲量削減の動きを阻止する主要国」と書かれている。

太平洋クロマグロの資源量を実際に数値をみてみると、どんどん減っている。1970年代までには10万トンだったものが、2010年までには5万トンとなっている。

”マクロでみてみると問題があるが、ミクロでみてみると、長崎県の漁師さんなどが筆頭に自主的に漁獲量を制限しよう、禁漁期間を設けようと日本側でもリーダーシップをとっている。

大事なのは、マグロと言う資源と大切につき合っていくには何をすれば良いのかとう言う事を、日本社会のダイアログとして海外に広めていくのが良いのではないでしょうか。

昔は生の魚を食べるなんて気持ち悪い!と30年前海外では言われていましたが、日本のグルメに気づいた中国や欧米の人たちが我々も!という事で漁獲した結果マグロが減った、そしてそれは日本のせいだと言われるのはちょっと無いのでは?日本側も毅然とコミュニケーションをしたいものです。”