韓国駐在の長嶺大使、そして釜山(プサン)の森本総領事が、「少女像」設置への対抗措置として、9日、相次いで日本に一時帰国しました。再び広がる日韓の溝ですが、モーリー・ロバートソンがFNNで語りました。
2015年12月の日韓合意として、
1:最終的かつ不可逆的な解決
2:韓国の財団に日本が10億円支払う
3:少女像撤去に韓国側が努力
があった中の今回の出来事。
“韓国パククネ大統領が職務停止となった今、混乱に便乗するかの様に野党が反日カードを思いっきり前に押し出している図式。国と国とが不可逆的な解決を国際社会に向かって宣誓したわけなので、政権が揺れ動いているので約束した事は全部無しですと言ってしまうと、韓国の国威を自ら下げる自傷行為、自分で自分を傷つけている様な行為に思えてならない。
困ったときの反日カードというのが、韓国の政治の中にあり、それに世論が敏感に反応してしまう。政治と世論の相互依存、でもこれ結局は現実逃避でしかない。今、韓国は北朝鮮、中国、そして先行き不透明なアメリカという3つの圧力に加えての日本。今、日本に対して怒っている場合ではないのではないでしょうか。”