モーリー、集英社 新人研修でトーク。

モーリー・ロバートソンが、2016年に集英社に入社した新人に向けてトークをし集英社との出会いや報道の在り方について話しました。期待の若手も熱心に話を聞いてくれていて、Q&Aの時間には興味深い質問もでました。トークの中でモーリーは、幾つかのキーワードを使い報道について話をしました。

「ファーストフードよりオーガニックに」。
ドラスティックな発言は良いが、その先のことを見据えた発信をすることが重要であること。
「防弾チョッキを装着する」。
裏づけをしっかりリサーチし、ファクト・チェックを丁寧に行う重要性について。

基本的なことだけど、最近のジャーナリズムに必要な要素について話をしました。

モーリー・ロバートソン
モーリー・ロバートソン

最後に、YES/NOだけでなく、Maybeの視点の必要性について話をしました。白黒をつける傾向がある中で、事実をより具体的に伝えるために地道に丁寧に事象と向き合うことの大切さについて話をし、
「派手さを求めるより、地味にコツコツと。」
をすることにより、あとから煌びやかになるのでは、という考えを伝えました。

集英社のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。

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